歩道橋には光りの筋が落ちている。 どこまでも直進する明るい足跡。 浮かぶようにひとつ。 しずむようにふたつ。 ただようようにみっつ。 そしてまたどこまでも進むと、 咲きこぼれる静かな花々が自由気ままにあらわれる。 かわかない涙はどこへいくのだろう。
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